スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:-- 】 | スポンサー広告 |
アフター フクシマ 2
子供の通う保育園の園庭の放射線量を区が測定したところ、0.12マイクロシーベルト/毎時でした。

「この数値って、どうなの?大丈夫そうだけど、どのくらい大丈夫なの?」というレベルの認識しか
私にはなかったので、もう少し知りたいと思うようになりました。

実際、0.12μsv/hというと、その場所に24時間365日いたとすると

0.12μsv/h × 24h × 365日 =1051.2μsv=1.0512ミリsv

年間1ミリシーベルトという年間被爆許容量を超えますが、46時中子供がそこにいることは
ないので、確かに増えちゃったけど騒ぎ立てるほどではないというレベルです。

原発事故以前の東京新宿百人町の線量の平均は0.022から0.07μsvですから
だいたい2倍から6倍の線量になってしまったことは事実で、影響はないとはいえ、
積算値は確実に増えます。

そこまではわかったのですが、実際この先どうなるのかを知っておきたいと思い、
チェルノブイリへの架け橋の野呂さんのお話会へ行って話を聞いてきました。

野呂さんは、25年前に起こったチェルノブイリ原発事故被災児童を1か月間、
空気や水のきれいな日本で保養させる活動を1992年に知人と始め、
これまでに招待した子供は19年間で648人ののぼります。
チェルノブイリの真実を知っている野呂さんから直接、放射能影響の本当のこと、
豊富な知識と経験に基づいたお話を聞くことができて、事の重大さを再認識しました。

(You Tubeで 「野呂美加」で検索すると、お話会の動画を見ることができます。)




まず、線量のことですが、

0.07μsv/h以下であれば、「バックグラウンド」というそうなのですが、
事故前の値なので、安心だということです。お話会があった東京の調布市の当日の
線量が0.039μsv/hだったのですが、野呂さん曰く

「せっかく土壌が汚染されていないのだから、汚染されていない食べ物を
食べていれば後は問題はない。」とおっしゃっていました。

関東地方でホットスポットとよばれている地域の線量をみると、小数点第1位の値が
高くなっていますが(だいたい0.2μsvから0.7μsv)、
これはその地域全域がその数値の放射線で覆われてしまっているわけではなく、
震災後に水素爆発が起こった時に、関東地方にまで大量に降り注いでしまった放射能が
花粉と同じように吹き溜まってしまっていて、その場所で高い数値が出ている状況です。


そして、0.412μsv/hという数値は、チェルノブイリから
180km離れていて事故後廃村になった場所の、事故から6年経った後
の線量だそうです。

そして、1μsv/hを超えると、線量計は危険を警報を鳴らし始めるそうです。


8.788μsv/hというのは、3月27日に野呂さんが直接福島の郡山市役所前で計った数値で、チェルノブイリでいうと強汚染で立ち入り禁止区域と同じ数値だそうです。
あまりの数値の高さに手が震えたと、いってました。

具体的に知ると、ニュースででてくる数値にも現実味を帯びてきますし、
福島で生活している方々が、いかに厳しい状況の中に置かれているかがわかってきます。



そして、チェルノブイリの後、子供たちにどのような影響があったのか、お話しを
聞くことができました。

野呂さんが訪問してきたのはベラルーシなので、気候など、日本とは状況が
あまりにも違うので全く同じことが起こるとは限らないということでした。

よく発ガン性のリスクが高くなるといいますが、小児甲状線癌を発症しないまでも
甲状腺異常、いわゆる未病という状態の子供が多くいるということです。

甲状腺だけではなく、身体の抵抗力が落ちていて、視力低下、リンパ節の腫れ、
皮膚トラブル等など、「病気の花束」といわれるほどさまざまな不調を
抱え、疲れやすく、集中力が持たないという症状を持つ子供が増え、

例えば今までは普通に45分間行われていた学校の授業が、子供たちの
集中力がもたないという理由で、25分に短縮されているという事実には
正直、驚きました。

野呂さんは、「もっともっと悲惨な状況をたくさん見てきたけれど、
それは今は皆さんにはお話しないでおきます。今、私たちはどういう道に
進むかの岐路に立っているところで、そんな悲惨な状況を知らないで済む
未来を選択していかなくてもならないからです。」とおっしゃっていました。


一番憂うべきは、線量の高い地域で生活を続けざるを得ない方々です。
それを考えると山本太郎は、えらいですね。

野呂さんのお話会が8月20日に、北区か荒川区で開催されるそうです。
こちらから申込が
できるはずですので、興味のあるかたは是非足を運ばれてはいかがでしょうか?
政治家でも、学者でもなく、母親の立場でわかりやすくお話してくれます。


今日は8月9日、長崎に原爆が落とされた日です。66年後、またこんなことを
引き起こしているなんて、日本ってイタい国ですね。





    スポンサーサイト
    【2011/08/05 01:31 】 | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0) |
    | ホーム |
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。